こんにちは! GG Media編集部です!
お盆休みが終わって、ライターの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてさて、、早速ですがまた、「伝わる記事の書き方」の第3弾として、記事を上手に書けるポイントをご紹介していきたいと思います!ぜひ、執筆の際の参考にしていただければと思います。
1、主部と述部の関係に気を付ける
これは最初の記事でもお伝えしましたが、今回はまた違った例で、以下でダメなパターンを2つご紹介します。
<主語がない>
例えば、この文章。記事の最初の導入文です。
「この記事では〇〇の半生について、ご紹介していきます。〇〇の生涯と名言・格言から、どんなことを感じますか?」
ここでちょっと「なにか物足りないな?」と感じないでしょうか?
この文では、2番目の文に「主語」がありません。「どんなことを感じますか?」と問うている相手はもちろん読者なのですが、その前に「あなたは」という主語を入れてあげるだけでグッとわかりやすい文章にすることができます。
<主語と述語が対応していない>
続いて、こちらの文。
「ノイマンの功績、名言・格言は賛否両論ある人物です。」
→「ノルマンの功績、名言・格言」は人物ではないので、述部は「賛否両論あります。」が正しい表現になります。
2、大見出しと小見出しの関係を確認する
大見出しが「~の方法」なのにもかかわらず、小見出しで「~の特徴」など、大見出しと関連のない小見出しを付けている方がいます。小見出しを付ける際は必ず大見出しに関連した内容かを確かめましょう。
3、見出しは一目でわかるようなタイトルに
こちらも似たようなことを、最初の記事で書かせていただきました。そこでは「『結論』を先に書くようにする」とお伝えしましたが、これは見出しにおいても同じことが言えます。
たとえば、何かを紹介する記事の見出しが、
「○○ってどういうこと?」
だと、読者の方は一目でその内容を把握することができません。しかし、
「○○は△△だ」
にすると、一目で書いてある内容の大枠を把握することができます。テキストの文章だけではなく、見出しも「結論から!」という意識をしながら、執筆をしてみましょう!
4、なんでも断定しすぎない
記事を書く時は「~かも知れません」「~のような気もします」など、「曖昧な表現はしない」ということがマニュアルにも書かれていますよね。なるべく「~です」「~になっています」など、断定的に言い切る形で書くのが良しとされています。 、、、しかし、何においても断定的な表現を使っていると、少し違和感を覚えるときがあります。
例えば、、
「~を飲むと体にいいです」
「~などをすると喜ばれます」
ここで、「~です」「~ます」と言い切りの形を使っていると、「そうではない」可能性を全く視野に入れていない、ということになってしまっています。もしかしたら「私はこれを飲んだら体調が悪くなった」「~をしても別に喜ばれなかった」という人がいるかもしれません。。このような場合は、
「~を飲むと体にいいでしょう」
「~などをすると喜ばれるでしょう」
など上記よりも断定の度合いが薄い「~でしょう」を使うと、「もしかしたら違うかも、、」というニュアンスも含むことができ、自然な表現にすることができます。
5、情報量が多い場合は文を2つにする
何かについて沢山の情報を書きたい時は、ついつい1つの文に沢山の情報を盛り込んでしまい、わかりずらい文章になってしまう場合があります。例えば、
「小さくて丸い、真っ赤でとても美味しそうなリンゴ」
これは「リンゴ」という一つの名詞に対して、「小さくて丸い、真っ赤で美味しそうな」という修飾語が沢山つき、くどい表現になってしまっています。このような時は、一気に書こうとせず、文を2つに分けてみましょう。すると、、
「小さくて丸いリンゴがあります。そのリンゴは真っ赤でとても美味しそうなリンゴです。」
と、わかりやすい表現にすることができます。このように、読み返してみて「なんかわかりずらくなってしまった。。」と言う時は、なるべく簡潔な表現に直すよう、を心がけましょう!
6、口語的な表現はしない
口語的な表現、と言われるとすぐに思い浮かばないかもしれませんが、例えば、私たちが普通に会話をしている時に使うような、このような表現です。
「しかも」「ちゃんと」「それと」「あとは」、、
このような表現を記事バージョンに直すと
「また」「しっかりと」「そして」「次に」、、
などのような表現になります。
沢山の記事を書いているとたまに間違えてしまいそうになりますが、このような細かいところも意識して書いてみましょう!
見直しながら執筆しよう!
いかがでしたでしょうか?今日のポイントをまとめると、、
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1、主部と述部の関係に気を付ける
2、大見出しと小見出しの関係を確認する
3、見出しは一目でわかるようなタイトルに
4、なんでも断定しすぎない
5、情報量が多い場合は文を2つにする
6、口語的な表現はしない
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以上6つのポイントです。
読んでいて「当たり前のことじゃん」と思った方もいるかもしれませんが、このようなことで、せっかくの記事が伝わりずらくなってしまっているライターさんが結構おられます。。
今回もいくつかポイントをご紹介しましたが、執筆において一番大切なことは「見直しながら執筆する」ということです。だれでも一発で完璧な文章は書けません。伝わりやすい記事を書くライターさんほど、しっかり見直しをしながら執筆をしてくださっています!みなさんもぜひ、今回ご紹介したポイントを意識して、引き続きご執筆よろしくお願いいたします!
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